#チーフマネージャー/加藤#リノベコラム
2026/01/11
フルリノベーションの費用相場は?マンション・戸建て別の内訳と費用削減のコツを紹介

こんにちは!加藤です。
理想の住まいを実現する手段として注目される「フルリノベーション」。しかし、一体どれくらいの費用がかかるのか、具体的なイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。現在の住まいを改修する場合も、中古物件を購入してリノベーションする場合も、費用は計画を進める上で最も重要な要素です。この記事では、フルリノベーションの費用相場から、詳細な内訳、費用を賢く抑えるコツまで、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説します。安心して計画を進めるための第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。
contents
- 【マンション・戸建て別】フルリノベーションの費用相場
- フルリノベーション費用の内訳を大公開
- 【工事場所別】フルリノベーションの費用目安
- フルリノベーション費用が変動する4つの要因
- フルリノベーション費用を安く抑える5つのコツ
- 知っておきたいローン・補助金制度
- フルリノベーションの会社選びで失敗しないポイント
- まとめ
【マンション・戸建て別】フルリノベーションの費用相場
フルリノベーションの費用は、物件の種類(マンションか戸建てか)や広さによって大きく異なります。ここでは、それぞれの費用相場と、面積別のシミュレーションを見ていきましょう。ご自身の状況と照らし合わせながら、おおよそな予算感を掴んでください。
【関連記事】リノベーション費用1000万円でどこまでできる?戸建て・マンション別の工事内容と事例を徹底解説!
マンションの費用相場は600万円~1,500万円
マンションのフルリノベーションは、専有部分のみが工事対象となります。費用相場は、一般的に600万円~1,500万円程度です。戸建てと比べて構造躯体に触れる部分が少なく、外壁や屋根の工事が不要なため、費用は比較的抑えられます。ただし、設備のグレードや内装材にこだわると2,000万円を超えるケースもあります。
戸建ての費用相場は800万円~2,500万円
戸建ての場合は、内装や設備に加えて、外壁、屋根、耐震補強、断熱工事など、工事範囲が多岐にわたります。そのため、費用相場は800万円~2,500万円とマンションより高くなる傾向があります。特に築年数が古い物件では、建物の基礎や柱の補修が必要になることもあり、費用が想定以上にかかる可能性も考慮しておく必要があります。
面積(平米・坪)別の費用シミュレーション
フルリノベーション費用は、面積に比例して増加します。一般的に、1平米あたり15万円~25万円、1坪あたり50万円~80万円が目安となります。
| 面積 | マンション費用目安 | 戸建て費用目安 |
| 50㎡(約15坪) | 750万円~1,250万円 | 1,000万円~1,500万円 |
| 70㎡(約21坪) | 1,050万円~1,750万円 | 1,400万円~2,100万円 |
| 90㎡(約27坪) | 1,350万円~2,250万円 | 1,800万円~2,700万円 |
| 120㎡(約36坪) | 2,400万円~3,600万円 |
※上記はあくまで目安です。物件の状態や工事内容によって費用は大きく変動します。
フルリノベーション費用の内訳を大公開
フルリノベーションの見積もりを見て、「何にいくらかかっているのか分からない」と戸惑う方も少なくありません。費用は大きく分けて「設計デザイン料」「本体工事費」「設備機器費」「その他諸経費」の4つで構成されています。それぞれの内容を理解することで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
| 費用の種類 | 内容 | 総工費に占める割合(目安) |
| 設計デザイン料 | プランニング、設計、工事監理 | 10%~15% |
| 本体工事費 | 解体、木工、内装、電気、水道工事、設備機器費など | 60%~80% |
| その他諸経費 | 仮住まい、引っ越し、各種申請費用など | 10%~20% |
設計デザイン料
設計デザイン料は、リノベーションのプランニングや設計図面の作成、工事監理などにかかる費用です。リノベーション会社や設計事務所に支払うもので、総工費の10%~15%が目安です。デザインにこだわりたい場合や、複雑な設計を依頼する場合は、この割合が高くなることもあります。
本体工事費
本体工事費は、実際に行われる工事そのものにかかる費用で、総工費の中で最も大きな割合を占め、全体の60%~80%程度になります。解体工事、仮設工事、木工事、内装工事、電気・ガス・水道の配管工事、キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面化粧台といった住宅設備の購入費用などが含まれます。職人の人件費もここに含まれます。選ぶ設備のグレードや内装材によって費用が大きく変動する部分であり、予算調整の重要なポイントになります。
その他諸経費
上記以外にかかる費用です。工事車両の駐車場代、各種申請手続きの費用、工事期間中の仮住まいの費用、引っ越し代、新しい家具や家電の購入費用などが含まれます。見落としがちな費用なので、総予算の10%~20%程度を確保しておくと安心です。
【工事場所別】フルリノベーションの費用目安
住まいのどの部分を、どのように改修するかによって費用は変わります。ここでは、主要な工事場所ごとの費用目安を紹介します。理想の空間をイメージしながら、どこに重点的に予算を配分するかを考える参考にしてください。
| 工事場所 | 費用目安 | 主な工事内容 |
| キッチン | 100万円~300万円 | システムキッチン交換、レイアウト変更 |
| 浴室・洗面所・トイレ | 80万円~250万円 | ユニットバス交換、洗面台交換、トイレ交換 |
| リビング・内装 | 100万円~400万円 | フローリング・壁紙張り替え、断熱工事、収納造作 |
| 間取り変更 | 50万円~300万円 | 壁の撤去・新設、ドア設置 |
| 外壁・屋根(戸建て) | 150万円~400万円 | 塗装、サイディング張り替え、屋根葺き替え |
キッチン・ダイニング
キッチンは、設備のグレードやレイアウト変更の有無によって費用が大きく変わります。壁付けキッチンから対面式のアイランドキッチンへ変更するなど、位置を移動させる場合は配管工事が伴うため高額になります。
- 費用目安:100万円~300万円
【関連記事】【2025年版】キッチンリノベーションの成功事例と費用相場|失敗しない進め方と節約術
浴室・洗面所・トイレ
浴室やトイレなどの水回りは、毎日使う重要な空間です。特にユニットバスの交換は、解体や配管工事を含むため比較的高額になります。洗面台の造作やタンクレストイレの導入なども人気の工事です。
- 費用目安:80万円~250万円
リビング・内装
床材を無垢フローリングにしたり、壁を漆喰や珪藻土などの自然素材にしたりすると、費用は高くなります。また、収納を造作したり、断熱性能を高めるために二重窓を追加したりする工事も内装工事に含まれます。
- 費用目安:100万円~400万円
間取り変更
間取り変更は、壁の撤去や新設、ドアの設置などが主な工事です。建物の構造上、撤去できない壁(耐力壁)もあるため注意が必要です。壁をなくして開放的なLDKを作る工事は、フルリノベーションの醍醐味の一つです。
- 費用目安:50万円~300万円
【戸建て】外壁・屋根
戸建ての場合、外壁の塗装や張り替え、屋根の葺き替えといった外装工事も重要です。これらの工事には足場の設置が必要になるため、一度にまとめて行うと効率的です。
- 費用目安:150万円~400万円

フルリノベーション費用が変動する4つの要因
フルリノベーションの費用は、定価があるわけではありません。同じような広さの物件でも、様々な要因によって最終的な金額は大きく変動します。ここでは、費用に影響を与える主な4つの要因について解説します。これらのポイントを理解することで、予算オーバーを防ぐことにつながります。
| 変動要因 | 費用が高くなるケース | 費用が安くなるケース |
| 物件の状態 | 築年数が古く劣化が進んでいる、戸建て | 築年数が浅く状態が良い、マンション |
| 設備・素材 | ハイグレードな設備、自然素材 | スタンダードな設備、一般的な建材 |
| デザイン | 造作家具が多い、複雑なデザイン | シンプルなデザイン、既製品の活用 |
| その他 | アスベスト除去が必要 | アスベスト除去が不要 |
物件の種類と状態
まず、マンションか戸建てかによって工事範囲が異なるため、費用が変わります。また、築年数が古い物件や、建物の劣化が進んでいる場合は、構造部分の補修や補強、給排水管の交換など、目に見えない部分で追加の工事費用が発生する可能性があります。
設備のグレードと素材
キッチンやユニットバスなどの設備は、選ぶメーカーや製品のグレードによって価格が大きく異なります。同様に、フローリングや壁紙、タイルなどの内装材も、無垢材や自然素材といった高品質なものを選ぶと費用は上がります。どこにお金をかけ、どこでコストを抑えるかのメリハリが重要です。
デザインのこだわり
造作家具を多く作ったり、曲線的なデザインを取り入れたり、照明計画にこだわったりすると、その分、設計や工事の手間が増えるため費用は高くなります。シンプルなデザインほど、コストを抑えやすい傾向にあります。
アスベスト除去の有無
2006年以前に建てられた建物には、建材にアスベストが含まれている可能性があります。解体工事の際にアスベストが見つかった場合、法令に基づいた専門的な除去作業が必要となり、別途数十万円から百万円以上の追加費用が発生することがあります。
参考:Microsoft Word – 案リーフレット190903-2.doc
フルリノベーション費用を安く抑える5つのコツ
フルリノベーションは高額な買い物だからこそ、できるだけ費用は賢く抑えたいものです。しかし、ただ単に安いものを選んで後悔するのだけは避けたいところ。ここでは、満足度を下げずにコストダウンを実現するための5つの実践的なコツをご紹介します。
| コツ | 具体的なアクション | 期待できる効果 |
| 優先順位付け | MUST(必須)とWANT(希望)をリストアップする | 予算配分の最適化 |
| シンプル設計 | 凹凸の少ない間取り、ワンルーム化を検討する | 工事費(人件費)の削減 |
| グレード見直し | ショールームで実物を確認し、必要十分な機能を見極める | 設備費・材料費の削減 |
| 相見積もり | 3社以上に見積もりを依頼し、内容を比較検討する | 適正価格の把握、価格交渉 |
| ワンストップ | 物件探しとリノベを同じ会社に依頼する | 諸経費・手数料の削減 |
リノベーションの優先順位を決める
まずは、今回のリノベーションで「絶対に実現したいこと」と「できればやりたいこと」を明確に分け、優先順位をつけましょう。例えば、「キッチンは絶対にアイランド型にしたいが、お風呂は標準グレードで十分」というように、予算をかける部分と抑える部分にメリハリをつけることが、賢いコストコントロールの第一歩です。
シンプルなデザインや間取りにする
複雑なデザインや凝った間取りは、材料費だけでなく職人の手間も増えるため、工事費用が高くなります。部屋の形を四角形に近づけたり、壁や仕切りを少なくして開放的なワンルーム空間にしたりするなど、シンプルな設計を心がけることでコストを抑えることができます。
設備や建材のグレードを見直す
キッチンやユニットバスなどの設備は、最新・最高級グレードのものを選べばきりがありません。しかし、一つ下のグレードでも十分に機能的な製品はたくさんあります。また、人目につかない収納内部の壁紙を安いものにするなど、場所に応じて建材のグレードを調整するのも有効な方法です。
複数の会社から相見積もりを取る
リノベーション会社は、一社に絞らず必ず複数(できれば3社以上)から見積もりを取りましょう。各社の提案内容や見積もり金額を比較することで、ご自身の希望するリノベーションの適正価格が見えてきます。単に金額の安さだけでなく、提案内容や担当者との相性も考慮して、総合的に判断することが重要です。
中古物件探しとリノベーションをワンストップで依頼する
これから中古物件を購入してリノベーションを考えている場合は、物件探しから設計・施工までを一貫してサポートしてくれる「ワンストップリノベーション会社」に依頼するのがおすすめです。不動産会社とリノベーション会社が別々だと、ローン手続きが煩雑になったり、仲介手数料などが余分にかかったりすることがありますが、ワンストップならその手間とコストを削減できます。
知っておきたいローン・補助金制度
フルリノベーションには多額の費用がかかりますが、資金計画をサポートしてくれるローンや、費用負担を軽減できる補助金・減税制度があります。これらの制度をうまく活用することで、より少ない自己資金で理想の住まいを実現できる可能性があります。事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。
| 制度の種類 | 主な内容 | ポイント |
| 住宅ローン | 物件購入費とリノベ費用を一本化。低金利・長期返済が可能。 | これから物件を購入する人向け。 |
| リフォームローン | リノベ費用専門のローン。手続きが比較的容易。 | 自己所有物件をリノベする人向け。 |
| 補助金・助成金 | 省エネ、耐震、バリアフリー化工事などが対象。返済不要。 | 募集期間や予算に限りがあるため要確認。 |
| 減税制度 | 所得税や固定資産税が控除・減額される。 | 確定申告が必要。 |
住宅ローンとリフォームローンの違い
リノベーション費用に利用できるローンには、主に「住宅ローン」と「リフォームローン」があります。中古物件の購入と同時にリノベーションを行う場合は、リノベーション費用もまとめて住宅ローンに組み込むことができます。住宅ローンは金利が低く、返済期間が長いのがメリットです。一方、既に所有している物件をリノベーションする場合は、リフォームローンを利用するのが一般的です。リフォームローンは住宅ローンに比べて金利がやや高めですが、審査が比較的早く、手続きが簡単な点が特徴です。
国や自治体の補助金・助成金制度
省エネ性能の向上(断熱改修や高効率給湯器の設置)、耐震補強、バリアフリー化など、特定の目的を持つリノベーションに対して、国や自治体から補助金や助成金が支給される場合があります。代表的なものに「子育てグリーン住宅支援事業」などがあります。これらの制度は予算や期間が定められているため、リノベーション会社に相談し、利用できるものがないか早めに確認しましょう。
減税制度の活用
特定の条件を満たすリノベーション工事を行った場合、「住宅ローン減税」や「固定資産税の減額」といった税金の優遇措置を受けられることがあります。耐震改修や省エネ改修、バリアフリー改修などが対象となります。確定申告が必要になるため、工事内容を証明する書類などを忘れずに保管しておきましょう。
【関連記事】空き家リノベーションの費用は?補助金活用と成功のポイントを徹底解説!
フルリノベーションの会社選びで失敗しないポイント
フルリノベーションの成功は、パートナーとなる会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。数多くのリノベーション会社の中から、自分たちにぴったりの一社を見つけるためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、後悔しないための会社選びのポイントを3つご紹介します。
| チェックポイント | 確認事項 | なぜ重要か? |
| デザイン・工法 | 施工事例のデザインテイスト、得意な工事内容 | 理想のイメージを形にする実現力があるか |
| 費用と内容 | 施工事例の総額、面積、工事範囲、仕様 | 予算内で希望の工事が可能かどうかの判断材料 |
| アフターサービス | 定期点検の有無、保証内容、瑕疵保険への加入 | 完成後も安心して暮らせるか |
得意なデザインや工法を確認する
リノベーション会社には、それぞれ得意とするデザインのテイスト(シンプル、ナチュラル、ヴィンテージなど)や、得意な工法(自然素材の活用、断熱・耐震改修など)があります。まずは、自分たちが実現したい住まいのイメージを固め、そのイメージに近い施工事例を多く手がけている会社を探しましょう。会社のウェブサイトやSNSで施工事例をチェックするのが最初のステップです。
施工事例の費用と内容をチェックする
気になる会社を見つけたら、施工事例を詳しく見てみましょう。単におしゃれな写真を見るだけでなく、そのリノベーションにかかった総額や、工事の具体的な内容(面積、間取り、使用した素材など)まで確認することが重要です。自分たちの予算感や希望する工事内容と近い事例があるかどうかは、良い判断材料になります。
アフターサービスや保証が充実しているか確認する
リノベーションは、完成したら終わりではありません。実際に住み始めてから不具合が見つかる可能性もあります。そのため、工事後の定期点検や保証制度といったアフターサービスが充実しているかどうかも、必ず確認しましょう。「工事保証書」を発行してくれるか、万が一の際に備えた「リフォーム瑕疵保険」に加入しているかなどをチェックすると安心です。
【関連記事】注意が必要?リノベーションのデメリットと失敗しないための対策方法
まとめ
フルリノベーションは、人生の中でも大きなプロジェクトの一つです。費用は決して安くはありませんが、相場や内訳を正しく理解し、計画的に準備を進めることで、予算内で理想の住まいを実現することは十分に可能です。この記事で解説した費用を抑えるコツや会社選びのポイントを参考に、後悔のない住まいづくりを進めてください。まずは情報収集から、あなただけの理想の暮らしへの第一歩を踏み出しましょう。
当記事の中の人

チーフマネージャー
加藤秀幸
自己紹介
中古+リフォームは「暮らしに合わせる住まい」の第一歩。
地元に根ざしたアドバイスで、あなたらしい住まいづくりを応援します!
好きな食べ物 ——
・ジンギスカン
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趣味 ——
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