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#広報/櫻井#リノベコラム

2025/12/12

屋根裏リフォームの費用は?メリット・デメリットや後悔しないための注意点を紹介

自宅の収納が足りない、子供の成長に合わせて部屋を増やしたい、あるいは自分だけの趣味の空間が欲しい。

そんな悩みを解決する選択肢として「屋根裏リフォーム」が注目されています。

普段は使われることのないデッドスペースを有効活用することで、住まいの可能性は大きく広がります。

しかし、実際にリフォームを検討するとなると、「費用はどれくらいかかるの?」「どんなことに注意すればいいの?」といった疑問や不安が出てくるでしょう。

この記事では、屋根裏リフォームの具体的な活用方法から、費用相場、メリット・デメリット、後悔しないための注意点まで、わかりやすく解説していきます。

contents

🏠屋根裏リフォームで実現できることとは?

屋根裏は、多くの戸建て住宅に存在する未利用空間です。

このデッドスペースをリフォームすることで、新たな価値ある空間へと生まれ変わらせることができます。具体的にどのような活用方法があるのか、代表的な例を見ていきましょう。

デッドスペースを大容量の収納空間に

最も一般的な活用法が、収納スペースとしての利用です。

普段使わない季節家電(扇風機やヒーター)、ひな人形やクリスマスツリーといった季節の飾り、アウトドア用品、思い出の品々など、かさばる物の収納場所に最適です。

屋根裏を収納として活用することで、居住スペースの収納家具を減らし、部屋をすっきりと広く見せることができます。

子供部屋や書斎など新たな居住スペースを確保する

屋根裏は、新しい部屋を作るスペースとしても活用できます。

適度な広さと天井高が確保できれば、子供部屋や書斎、寝室といった居住スペースにリフォームすることが可能です。

特に、屋根の傾斜を活かしたデザインは「隠れ家」のような雰囲気を演出し、子供にとっては特別な遊び場となり、大人にとっては集中できる書斎や落ち着ける寝室になります。

趣味に没頭できる特別なプライベート空間作り

屋根裏は他の生活空間から少し離れているため、プライベートな趣味の部屋としても最適です。

例えば、シアタールームで映画鑑賞を楽しんだり、オーディオルームで音楽に没頭したり、アトリエとして創作活動に集中したりと、周りを気にせずに自分の時間を満喫できる空間が手に入ります。

💰屋根裏リフォームの費用相場

屋根裏リフォームの費用は、どのような目的で、どの程度の工事を行うかによって大きく変動します。

ここでは、工事内容別の費用相場や、費用に影響する要因について解説します。

【工事内容別】リフォームにかかる費用の目安

屋根裏リフォームは、目的によって工事内容と費用が異なります。

以下は、一般的な6畳程度の屋根裏を想定した費用の目安です。

工事内容費用相場主な工事
収納スペースの新設30 万円~85万円天井開口、はしご設置、床の補強・合板張り、照明・換気扇設置
部屋の新設75万円~195万円以上上記に加え、断熱工事、内装工事(壁・天井クロス)、窓設置、エアコン設置、固定階段設置など

あくまで目安であり、住宅の構造や使用する建材のグレードによって費用は変わります。

🔗参考:屋根裏リフォームの費用と施工事例!後悔しないためのポイントを解説

想定以上に高額に?費用に影響する要因

基本工事の他に、以下のような要因で費用は加算されます。

  • 断熱工事の有無:部屋として使用する場合、夏場の暑さ・冬場の寒さを防ぐ断熱工事は必須となり、費用が大きく上乗せされます。
  • 階段の種類:はしごに比べて、安全性の高い固定階段を設置する場合は費用が高くなります。
  • 窓の設置:採光や換気のために窓を設置する場合、追加費用がかかります。
  • 内装のグレード:壁紙や床材にこだわるほど、費用は上がります。
  • 家の構造:補強工事が大掛かりになる場合は、費用が高くなる傾向があります。

リフォーム費用を賢く抑えるためのポイント

費用を抑えるためには、まずリフォームの目的を明確にし、優先順位を決めることが重要です。

「収納だけが目的なら内装はシンプルにする」「複数のリフォーム会社から見積もりを取り、内容を比較検討する」といった工夫で、無駄なコストを削減できます。

また、自治体によってはリフォームに関する補助金制度が利用できる場合もあるため、事前に確認してみることをお勧めします。

💡屋根裏リフォームのメリット

費用をかけて屋根裏をリフォームすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

主な3つの利点について解説します。

居住空間が広がり家を有効活用できる

最大のメリットは、デッドスペースだった屋根裏を有効活用し、収納や新たな部屋として使えるようになることです。

これにより、生活スペースにゆとりが生まれます。

増築に比べて費用を抑えながら、実質的に床面積を増やすことができるのは、大きな魅力と言えるでしょう。

家の断熱性や換気性の向上が期待できる

屋根裏を部屋として利用するためには断熱工事が不可欠ですが、これにより家全体の断熱性能が向上するという副次的な効果も期待できます。

屋根からの熱の出入りが抑制されるため、夏は涼しく冬は暖かく過ごしやすくなり、冷暖房効率の改善、光熱費の削減にも繋がります。

家の資産価値を高める可能性がある

収納スペースの増設や部屋数の増加は、住宅の機能性を高め、資産価値の向上に貢献する可能性があります。

特に、収納力は住宅の評価ポイントの一つとなるため、将来的に売却などを考える際にも有利に働くことが期待できます。

🚨後悔しないために知るべきデメリットと注意点

屋根裏リフォームには多くのメリットがある一方、計画を進める上で知っておくべきデメリットや法的な制約も存在します。

後悔しないために、以下の点を確認しておきましょう。

建築基準法による高さや面積の制限を確認する

  • 天井高:最も高い部分で1.4m以下
  • 面積:直下の階の床面積の1/2未満

これらの基準を超えると「階」として扱われ、建築確認申請が必要になったり、固定資産税の評価額が上がったりします。

固定資産税が上がる可能性を理解する

税金の扱いは自治体によって基準が異なる場合があるため、リフォーム前に必ずお住まいの市区町村役場に確認することが重要です。

夏の暑さ・冬の寒さ対策は必須

屋根に最も近い屋根裏は、外気温の影響を直接受けやすい空間です。

特に夏場はサウナのような高温になることも少なくありません。

快適な空間にするためには、屋根や壁への断熱材の施工や、換気扇・窓の設置による換気対策が不可欠です。

収納として利用する場合でも、熱や湿気に弱いものを置く際は注意が必要です。

荷物の出し入れの負担と安全性を考慮する

屋根裏へのアクセスは、はしごや階段を利用するため、荷物の出し入れには手間がかかります。

特に重い物や大きい物を運ぶ際は、転倒や落下の危険も伴います。

安全性を考慮し、手すりを設置したり、滑りにくい階段を選んだりといった工夫が求められます。

階下への騒音や振動への配慮

屋根裏を子供部屋やトレーニングスペースとして使用する場合、歩く音や振動が階下に響きやすいというデメリットがあります。

リフォームの際には、床に防音材を入れるなど、階下への配慮も検討しておくと良いでしょう。

➡️屋根裏リフォームの基本的な流れ

実際に屋根裏リフォームを考え始めてから工事完了まで、どのようなステップで進んでいくのか、基本的な流れを把握しておきましょう。

手順1:リフォーム会社への相談と現地調査

まずは、屋根裏リフォームの実績が豊富なリフォーム会社に相談します。希

望の用途や予算を伝えた上で、現地調査を依頼します。現地調査では、屋根裏の広さや高さ、構造などを確認し、リフォームが可能かどうかを判断してもらいます。

手順2:プランの決定と見積もりの比較検討

現地調査の結果をもとに、リフォーム会社から具体的なプランと見積もりが提示されます。

プランの内容が希望に合っているか、見積もりに不要な項目が含まれていないかなどを詳細に確認します。

この際、1社だけでなく複数の会社から見積もりを取り、内容や費用、担当者の対応などを比較検討することが、満足のいくリフォームに繋がります。

手順3:契約と工事の開始

プランと見積もりに納得できたら、リフォーム会社と工事請負契約を結びます。

契約書の内容(工事期間、支払い条件、保証内容など)をしっかりと確認し、署名・捺印します。

契約後、事前に決められたスケジュールに沿って工事が開始されます。

手順4:工事完了と引き渡し

工事が完了したら、リフォーム会社の担当者と一緒に仕上がりをチェックします。

プラン通りに仕上がっているか、傷や汚れがないかなどを確認し、問題がなければ引き渡しとなります。

保証書や取扱説明書などを受け取り、リフォームは完了です。

🤝信頼できるリフォーム会社の選び方

屋根裏リフォームの成功は、信頼できるパートナーであるリフォーム会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。

会社選びで失敗しないための3つのポイントをご紹介します。

屋根裏リフォームの実績が豊富かを確認する

リフォーム会社と一口に言っても、得意な分野は様々です。

屋根裏リフォームには、構造の知識や断熱・換気に関する専門性が求められるため、必ず過去の施工実績を確認しましょう。

会社のウェブサイトで施工事例を見たり、直接問い合わせてみるのが確実です。

見積もりの内容が詳細で明確かを見極める

複数の会社から見積もりを取った際は、金額だけでなく、その内訳を注意深く比較しましょう。

「工事一式」といった大雑把な記載ではなく、どのような材料をどれだけ使い、どのような工事にいくらかかるのかが詳細に記載されている見積もりを提示する会社は信頼できると言えます。

不明な点は遠慮なく質問し、丁寧に回答してくれるかも重要な判断基準です。

保証やアフターサービスが充実しているか

リフォームは完了したら終わりではありません。

万が一工事後に不具合が発生した場合に備え、どのような保証があるのか、アフターサービスの内容はどうなっているのかを契約前に必ず確認しましょう。

工事に対する保証制度や、定期的な点検サービスなど、引き渡し後も安心して相談できる体制が整っている会社を選ぶことが大切です。

🍵まとめ

普段は活用されていない屋根裏も、リフォーム次第で収納不足の解消や、新たな生活空間の創出といった、暮らしを豊かにする大きな可能性を秘めています。

費用や法的な制約、暑さ・寒さ対策など、事前に知っておくべきポイントはいくつかありますが、信頼できるリフォーム会社と相談しながら計画を進めることで、理想の空間を実現することは十分に可能です。

この記事を参考に、あなたの家のデッドスペースを、価値ある空間へと変えてみてはいかがでしょうか。

当記事の中の人

事務・広報担当

櫻井 伶奈 

自己紹介 ——
事務兼、広報を担当しています。
広報や建築業は初めて携わるので、日々お勉強中です。
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