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#設計デザイン/林#リノベコラム

2025/12/05

フローリングリフォームの費用相場は?種類や工法、後悔しない方法を解説

こんにちは!設計の林です!

長年住んでいると、フローリングの傷や汚れ、色あせが気になってきますよね。「部屋の雰囲気を変えたい」「もっと快適な空間にしたい」と考え、フローリングのリフォームを検討し始める方も多いのではないでしょうか。しかし、リフォームにはどれくらいの費用期間がかかるのか、どんな床材を選べば良いのか、分からないことだらけで不安に感じるかもしれません。この記事では、フローリングリフォームの基本的な知識から、後悔しないためのポイントまで、分かりやすく解説していきます。あなたの理想の住まいづくりを、ぜひこの記事から始めてみてください。👀

contents

フローリングリフォームの主な工法は2種類

フローリングのリフォームには、大きく分けて「張り替え工法」と「重ね張り工法」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自宅の状況や予算に合った方法を選ぶことが大切です。

今の床を剥がして新しくする「張り替え工法」

張り替え工法は、既存のフローリングをすべて剥がしてから、新しい床材を張る方法です。床を一度解体するため、床下の状態を確認できるのが最大のメリットです。湿気による腐食やシロアリ被害など、普段は見えない部分の問題を発見し、必要であれば修繕することができます。床のきしみや沈みといった根本的な問題を解決したい場合や、築年数が古い住宅に適しています。ただし、既存の床材の撤去費用や処分費がかかるため、次に紹介する重ね張り工法に比べて費用は高くなり、工期も長くなる傾向があります。💡

今の床の上から重ねて張る「重ね張り工法」

重ね張り工法は、既存のフローリングの上に新しい床材を重ねて張る方法です。既存の床を剥がす工程がないため、解体費用や廃材処分費がかからず、費用を抑えられます。また、工事に伴う騒音やホコリが少なく、工期も短縮できるため、住みながらのリフォームにも適しています。一方で、床下の状態を確認できないため、下地に問題がある場合は根本的な解決にはなりません。また、床が二重になる分、少し高くなり、隣の部屋との間に段差が生まれたり、ドアの開閉に影響が出たりする可能性がある点には注意が必要です。⚠

【広さ・工法別】フローリングリフォームの費用相場と期間の目安

リフォーム費用は、選ぶ工法や床材、部屋の広さによって大きく変動します。ここでは、一般的な複合フローリングを使用した場合の費用相場と工期の目安をまとめました!

張り替え工法の費用と期間

張り替え工法は、解体作業が伴うため、重ね張りに比べて費用と工期がかかります。床下の修繕が追加で必要になった場合は、さらに費用や期間が上乗せされることがあります😥

広さ費用相場工期の目安
6畳9万円~18万円2日~4日
8畳10万円~20万円2日~5日
10畳15万円~30万円3日~6日
リビング(12畳)20万円~35万円3日~7日

※上記はあくまで目安であり、現場の状況や使用する材料によって変動します。

重ね張り工法の費用と期間

重ね張り工法は、費用と工期を抑えられる点が魅力です。比較的状態の良い床で、手軽に見た目を一新したい場合におすすめです。

広さ費用相場工期の目安
6畳6万円~14万円1日~2日
8畳8万円~18万円1日~3日
10畳10万円~25万円2日~4日
リビング(12畳)13万円~32万円2日~5日

※上記はあくまで目安であり、現場の状況や使用する材料によって変動します。

主なフローリング床材の種類と特徴

床材には様々な種類があり、それぞれデザインや機能性、価格が異なります。部屋の用途やライフスタイルに合わせて最適なものを選びましょう。

木の温もりを感じる「無垢フローリング」

無垢フローリングは、天然木を一枚板に加工した床材です。本物の木ならではの美しい木目や温かみのある質感が最大の魅力で、経年変化によって色合いが深まり、味わいが増していきます。また、調湿作用があり、夏は湿気を吸って、冬は湿気を放出して室内の湿度を快適に保つ効果も期待できます。ただし、天然素材のため水や湿気に弱く、反りや隙間が生じやすいという側面もあります。複合フローリングに比べて価格は高価で、定期的なメンテナンスが必要です☝🏻

機能性が高く選びやすい「複合フローリング」

複合フローリングは、複数の合板を重ねた基材の表面に、薄くスライスした天然木や木目調のシートを貼り合わせた床材です。温度や湿度の変化に強く、反りや収縮が起こりにくいため、品質が安定しています。表面の加工によって、傷に強いタイプ、ワックスがけが不要なタイプ、防音性能が高いタイプなど、多機能な製品が豊富に揃っており、デザインやカラーのバリエーションも豊富なため、予算や好みに合わせて選びやすいのが特徴です。多くの住宅で採用されている一般的な床材です。

水回りに最適「クッションフロア」

クッションフロアは、塩化ビニル樹脂系の素材でできたシート状の床材です。耐水性が非常に高く、汚れも拭き取りやすいため、キッチンやトイレ、洗面所といった水回りのリフォームでよく用いられます。クッション性があるため足腰への負担が少なく、比較的安価なのもメリットです。木目調やタイル調、石目調などデザインも豊富ですが、熱に弱く、重い家具などを長期間置くと跡がつきやすいというデメリットもあります💭

耐久性に優れた「フロアタイル」

フロアタイルもクッションフロアと同じ塩化ビニル系の素材ですが、硬質でタイル状になっているのが特徴です。耐久性が高く、傷やへこみに強いため、土足で歩く店舗などでも使用されます。リアルな木目や石の質感を再現したデザインが多く、高級感のある空間を演出できます。クッションフロアに比べると価格は高めですが、その分耐久性に優れています。一枚ずつ張っていくため、傷がついた部分だけを交換することも可能です。

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フローリングリフォームで後悔しないための5つのポイント

フローリングリフォームは決して安い買い物ではありません。満足のいく結果を得るために、事前に押さえておくべきポイントを5つご紹介します。

ポイント1:複数のリフォーム会社から見積もりを取る

リフォーム費用は会社によって様々です。適正価格を知り、信頼できる会社を見つけるためにも、必ず2〜3社から相見積もりを取りましょう。価格だけでなく、提案内容や担当者の対応などを総合的に比較検討することが重要です。不明な点があれば遠慮なく質問し、納得できる説明をしてくれる会社を選びましょう!

ポイント2:床材は必ず実物のサンプルで確認する

床材は、カタログやウェブサイトの写真と実物では色味や質感が異なって見えることがよくあります。照明の当たり方によっても印象は変わるため、必ず大きめのサンプルを取り寄せ、実際にリフォームする部屋で確認しましょう。床は部屋の印象を大きく左右する要素なので、慎重に選ぶことが大切です。

ポイント3:マンションの場合は防音規約を確認する

マンションでリフォームを行う場合、管理規約で床材の遮音等級が定められていることがほとんどです。下の階への音漏れを防ぐためのルールであり、これを無視して工事を進めるとトラブルの原因になります。リフォームを始める前に必ず管理規約を確認し、規約に適合した防音性能のある床材を選びましょう。

ポイント4:下地の状態を確認してもらう

床のきしみや沈みが気になる場合は、表面の床材だけでなく、その下の「下地」が劣化している可能性があります。特に築年数の経った住宅では注意が必要です。重ね張り工法では下地の確認ができないため、不安な場合は張り替え工法を選び、専門家に下地の状態をしっかりと点検してもらうことをお勧めします。

ポイント5:保証やアフターサービスを確認する

リフォーム工事完了後に不具合が発生した場合に備え、保証やアフターサービスの有無と内容を確認しておくことも重要です。工事に対する保証期間はどのくらいか、定期的な点検はあるかなど、契約前に書面でしっかりと確認しておくと安心です。

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フローリングリフォームはDIYでも可能?

費用を抑えるために、DIYでのリフォームを考える方もいるかもしれません。ここでは、DIYのメリット・デメリットと、プロに任せるべきケースについて解説します。

DIYのメリットとデメリット

DIYの最大のメリットは、工事費用を大幅に節約できることです。また、自分の手で作り上げる達成感や、スケジュールを自由に組める点も魅力です。最近では、接着剤不要で置くだけのフロアタイルなど、DIY向けの製品も増えています。一方で、デメリットは仕上がりの質がプロに及ばない可能性があることです。床材のカットが難しかったり、隙間ができてしまったりと、専門的な技術がないと思うようにいかない場合も少なくありません。また、必要な道具を揃える手間や時間もかかります。⚡

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プロに依頼すべきケースとは

以下のような場合は、無理せずプロのリフォーム会社に依頼することをお勧めします。

  • 床を剥がす「張り替え工法」でのリフォーム
  • 床のきしみや沈みがあり、下地の補修が必要な場合
  • 部屋の形が複雑で、床材のカットが難しい場合
  • 無垢フローリングなど、施工に専門技術が必要な床材を使用する場合
  • 仕上がりの美しさにこだわりたい場合

信頼できるリフォーム会社の選び方

リフォームの成功は、良いパートナーとなるリフォーム会社を見つけられるかどうかにかかっています。会社選びの際にチェックしたい3つのポイントをご紹介します。

施工実績が豊富か確認する

会社のウェブサイトなどで、フローリングリフォームの施工事例を確認しましょう。実績が豊富であれば、様々な状況に対応できる知識や技術を持っている可能性が高いです。自分たちのやりたいイメージに近い事例があれば、話もスムーズに進みやすくなります。

担当者との相性を見極める

リフォームは担当者と何度も打ち合わせを重ねて進めていきます。こちらの要望を親身になって聞いてくれるか、専門的な内容を分かりやすく説明してくれるか、質問に対して誠実に答えてくれるかなど、コミュニケーションの取りやすさは非常に重要です。信頼関係を築ける担当者かどうかを見極めましょう!

見積書の内容が明確かチェックする

見積書は、工事内容や使用する材料、それぞれの単価や数量などが詳細に記載されているかを確認します。「工事一式」のように大雑把な記載ではなく、内訳が明確になっている見積書を提示してくれる会社を選びましょう。内容に不明な点があれば、契約前に必ず確認することが大切です。☝🏻

まとめ

フローリングのリフォームは、住まいの快適性や印象を大きく向上させることができます。しかし、成功させるためには、工法や床材の種類、費用相場といった基本的な知識を身につけ、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。この記事で紹介したポイントを参考に、しっかりと計画を立て、後悔のないリフォームを実現してください。!

参考:フローリング張り替えの費用相場を徹底解説!床材別のリフォーム料金と安く抑えるコツ | リフォーム費用の一括見積り -リショップナビ

参考:フローリング張り替えの費用相場を徹底解説!床材別のリフォーム料金と安く抑えるコツ | リフォーム費用の一括見積り -リショップナビ

当記事の中の人

設計・デザイン担当

林 真凜

2級建築士/リノベーションコーディネーター

自己紹介 ——
設計としてお客様の理想をカタチにします。

とびきりのワクワクを、一緒に探しに行きましょう!✨

好きな食べ物 ——
・ひじき
・味仙今池店

趣味 ——
・野球観戦(中日ドラゴンズ🐲)
・愛車でドライブ🚗

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