#広報/櫻井#リノベコラム
2025/11/09
ベランダをおしゃれな空間に!人気のアイテムとレイアウトのポイントを紹介
自宅で過ごす時間が増えた今、ベランダを単なる洗濯物干し場ではなく、心地よい「第二のリビング」として活用したいと考える人が増えています。
しかし、「何から始めればいいかわからない」「賃貸だから制限が多そう」といった悩みから、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、誰でも簡単におしゃれなベランダ空間を作るための基本的なステップから、おすすめのアイテム、テイスト別のコーディネート事例、そして賃貸マンションで楽しむための注意点まで、分かりやすく解説します。
contents
- おしゃれなベランダを作るための基本ステップ
- ベランダをおしゃれにする人気アイテム
- 【テイスト別】おしゃれなベランダのコーディネート事例
- 狭いベランダをおしゃれに見せるコツ
- 賃貸マンションでベランダを楽しむための注意点
- まとめ
✨おしゃれなベランダを作るための基本ステップ

思いつきでアイテムを買い揃える前に、まずは計画を立てることが成功への近道です。
ここでは、おしゃれなベランダ作りを始めるための3つの基本ステップをご紹介します。
理想のベランダのイメージを決める
最初に、「ベランダで何をしたいか」「どんな空間にしたいか」を具体的にイメージしましょう。
「休日に読書をしながらリラックスしたい」「友人を招いてお茶を楽しめるカフェのような空間にしたい」「家庭菜園を楽しみたい」など、目的が明確になると、必要なアイテムや全体のテイストが見えてきます。
SNSやインテリア雑誌などで好みの写真を探してみるのもおすすめです。
ベランダのサイズを測りレイアウトを考える
次に、ベランダの縦と横の正確なサイズをメジャーで測ります。
室外機の位置や排水溝の場所も忘れずにチェックしましょう。
計測したサイズを元に簡単な図面を描き、テーブルや椅子、植物などをどこに配置するかを考えます。
この時、人が通るための動線をしっかり確保することが、使いやすい空間にするためのポイントです。
マンションの管理規約を確認する
特にマンションやアパートにお住まいの場合、ベランダの利用には管理規約によるルールが定められています。
ベランダは「共用部分」であり、消防法によって避難経路としての役割も担っているためです。
後々のトラブルを避けるためにも、DIYを始める前に必ず規約を確認し、許可されている範囲を把握しておきましょう。
| 確認すべき主な規約内容 | なぜ確認が必要か |
| 避難経路の確保 | 災害時に隣の部屋へ避難するための隔て板や、階下への避難はしごの周りに物を置くことは禁止されています。 |
| 設置物の重量・高さ | ベランダの床には耐荷重があり、手すりの高さを超える大きな物の設置は落下の危険があるため禁止されている場合があります。 |
| 床材の設置 | 排水溝を塞いでしまうような床材の敷き詰めが禁止されていることがあります。 |
| 火気の使用 | 火災防止のため、バーベキューなど火を使う行為は多くのマンション管理規約で独自に禁止されている場合が多いです。 |
🔗参考:総務省消防庁「消防庁告示第3号」
🪴ベランダをおしゃれにする人気アイテム
ベランダの基本的なレイアウトが決まったら、次はいよいよアイテム選びです。
ここでは、置くだけ・敷くだけで空間の雰囲気を大きく変えることができる、人気のアイテムをご紹介します。
床の印象を変えるウッドパネルと人工芝
殺風景なコンクリートの床にウッドパネルや人工芝を敷くだけで、ベランダの印象は劇的に変わります。
ウッドパネルは温かみのあるナチュラルな雰囲気を演出し、人工芝は裸足で歩きたくなるような心地よい空間を作ります。
ジョイント式でパズルのように連結できるタイプなら、専門的な工具も不要で、初心者でも簡単に設置できます。
空間の主役になるアウトドア家具
ベランダで過ごす時間を快適にするために、テーブルやチェアは欠かせません。
狭いスペースには折りたたみ式のものや、収納を兼ねたベンチなどが便利です。
素材は、雨や紫外線に強い樹脂製やアルミ製、スチール製などが屋外での使用に適しています。
デザインやサイズも豊富なので、ベランダの広さや過ごし方に合わせて選びましょう。
彩りと癒やしを与えるグリーン
植物は、ベランダに彩りと生命感を与えてくれる最も手軽なアイテムです。
日当たりや風通しといったベランダの環境に合った植物を選びましょう。
ハーブやミニトマトなどの家庭菜園に挑戦するのも楽しいです。
鉢のデザインにこだわったり、ラティスやプランタースタンドを使って立体的に飾ったりすると、よりおしゃれな空間になります。
夜の雰囲気を演出する照明
夜のベランダを幻想的な空間に変えてくれるのが照明です。
電源が不要なソーラータイプのLEDライトなら、手軽に設置できます。
ランタン型のライトを置いたり、フェアリーライトを手すりに巻きつけたりするだけで、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気を楽しめます。
プライバシーを確保する目隠しフェンス
隣の部屋や外からの視線が気になる場合は、目隠しフェンスやラティスが役立ちます。
手すりに取り付けるだけでプライベートな空間を作り出すことができます。
植物のツルを這わせたり、小物を飾ったりするスペースとしても活用できます。
素材やデザインも様々なので、ベランダのテイストに合わせて選びましょう。
🎨【テイスト別】おしゃれなベランダのコーディネート事例
アイテムの選び方によって、ベランダは様々な表情を見せます。
ここでは、人気の3つのテイストを例に、具体的なコーディネートのポイントをご紹介します。
| テイスト | キーアイテム | カラー | おすすめの植物 |
| カフェ風 | 木製のテーブルセット、アイアン雑貨、黒板 | ブラウン、グリーン、ホワイト | ハーブ類、アイビー |
| リゾート風 | ラタン調ソファ、ハンモック、大型観葉植物 | ベージュ、ホワイト、ダークブラウン | モンステラ、ヤシ、プルメリア |
| モダン風 | スチール製家具、タイル調パネル、コンクリート鉢 | グレー、ブラック、ホワイト | 多肉植物、サンスベリア |
温かみのあるナチュラルなカフェ風
ウッドパネルの床に、木製やアイアン素材の小ぶりなテーブルとチェアを置けば、おうちカフェの完成です。
ハーブの鉢植えをいくつか並べ、黒板にメニューを書いたような看板を飾れば、さらに雰囲気が高まります。
休日の朝は、ここでコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごしたくなるでしょう。
開放感あふれる非日常なリゾート風
ラタン調のソファやリクライニングチェアを主役に、非日常的なリラックス空間を演出します。
床には明るい色のウッドパネルを敷き、モンステラやヤシといった葉の大きな観葉植物を置くと、リゾート感が一気にアップします。
間接照明を効果的に使えば、夜はバーのような大人な雰囲気を楽しめます。
【🔗関連記事】植物がもたらす効果
洗練されたシンプルモダンな都会風
グレーやブラックを基調とした、直線的なデザインのアイテムで統一すると、洗練された都会的な空間になります。
床にはタイル調のパネルを敷き、家具はアルミやスチールなどの無機質な素材を選ぶのがポイントです。
グリーンの色味を抑え、多肉植物などをアクセントとして置くと、スタイリッシュな印象にまとまります。
【🔗関連記事】日本美×モダン!和モダン空間を作るコツ
📏狭いベランダをおしゃれに見せるコツ
「うちのベランダは狭いから…」と諦める必要はありません。
少しの工夫で、限られたスペースでも快適でおしゃれな空間を作り出すことができます。
省スペースで使える家具を選ぶ
テーブルやチェアは、折りたたみ式やスタッキング(積み重ね)できるタイプを選ぶと、使わない時はコンパクトに収納でき、スペースを有効活用できます。
壁際に置けるスリムなベンチや、サイドテーブルとしても使えるスツールなどもおすすめです。
壁面や手すりを使い縦の空間を活かす
床に物を置くと狭くなってしまう場合は、壁面や手すりを活用しましょう。
ラティスを設置してプランターを引っ掛けたり、手すりに取り付けられるタイプのテーブルやプランターホルダーを利用したりすることで、床のスペースを確保しながら収納やディスプレイスペースを生み出すことができます。
カラーを統一してすっきり見せる
空間全体で使う色を、白やベージュ、明るいグレーといった膨張色をベースに3色程度に絞ると、統一感が生まれてすっきりと広く見せる効果があります。
床や家具、小物など、全体のカラートーンを合わせることを意識してアイテムを選んでみましょう。
【🔗関連記事】お部屋を広く見せる工夫
🔑賃貸マンションでベランダを楽しむための注意点

賃貸マンションでは、住民全員が快適に過ごすためのルールがあります。
安心してベランダライフを楽しむために、特に注意すべきポイントを改めて確認しましょう。
避難はしごや隔て板の周りは塞がない
ベランダにある避難はしごのハッチの上や、隣の住戸との間にある隔て板(蹴破り戸)の前には、絶対に物を置かないでください。
これらは火災などの緊急時に命を守るための避難経路です。
いつでも問題なく使用できる状態を保つことが法律で義務付けられています。
手すりの高さを超えるものは置かない
手すりの上に植木鉢を置いたり、手すりの高さを超える大きな家具を設置したりすることは避けましょう。
強風や地震などで落下した場合、階下の住民や通行人に危害を加えてしまう重大な事故につながる危険性があります。
原状回復が可能な範囲で楽しむ
賃貸物件では、退去時に部屋を入居時の状態に戻す「原状回復」の義務があります。
床にペンキを塗ったり、壁に釘を打ち込んだりするようなDIYは避けましょう。
置くだけのウッドパネルや、手すりに固定するだけのフェンスなど、簡単に取り外しができるアイテムを選ぶのが基本です。
参考:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)PDF」
🍵まとめ
ベランダは、少しの工夫で単なる物干し場から、暮らしを豊かにする特別な空間へと生まれ変わります。
まずは「どんな空間にしたいか」を想像することから始め、ご自宅のベランダの広さやルールに合わせて、できる範囲でアイテムを取り入れてみてください。
この記事を参考に、あなただけの素敵なくつろぎ空間を作り、おうち時間をさらに充実させてみてはいかがでしょうか?
当記事の中の人

事務・広報担当
櫻井 伶奈
自己紹介 ——
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広報や建築業は初めて携わるので、日々お勉強中です。
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