#リノベチーフマネージャー加藤
2025/09/26
【独身女性のマンション購入は後悔する?】年収400万円から始める失敗しない物件選びのコツを解説します
独身女性が自分らしいライフスタイルを確立する中で、「マンション購入」という選択肢が現実味を帯びてきています。家賃を払い続けるよりも資産を持ちたい、もっと快適で安全な家に住みたい、といった思いから、多くの方がマンション購入を検討し始めています。しかし、高額な買い物だからこそ「本当に私に買えるのかな?」「買ってから後悔しないかな?」と不安に思うのも当然です。この記事では、独身女性がマンション購入で失敗しないためのポイントや年収別の費用感、注意点を分かりやすく解説していきます。
contents
- 独身女性がマンション購入を考える理由とは?
- 独身女性のマンション購入、平均像をデータで見る
- 【年収別】購入できるマンション価格のシミュレーション
- 独身女性がマンション購入で後悔しないための5つのポイント
- マンション購入の前に知っておきたい注意
- まとめ:将来への安心と自分らしい暮らしを手に入れるために
独身女性がマンション購入を考える理由とは?
近年、マンションを購入する独身女性が増加しています。その背景には、どのような思いやきっかけがあるのでしょうか。多くの方に共通する代表的な理由を3つご紹介します。
家賃を払い続けるのがもったいない
賃貸住宅に住んでいる限り、毎月の家賃は払い続ける必要があります。更新料がかかることもあり、「このお金を払い続けるなら、自分の資産になるものを買った方が良いのでは?」と考えるのは自然なことです。実際に、マンション購入を考えた理由として「家賃や更新料がもったいないと思った」を挙げる方は非常に多いです。 ローンを完済すれば住居費の負担が軽くなり、老後の安心にも繋がります。
資産として将来の安心材料になる
購入したマンションは、自分自身の「資産」になります。これは賃貸住宅にはない大きなメリットです。将来、結婚や転勤などでライフスタイルが変化した場合でも、売却して住み替えの資金にしたり、賃貸に出して家賃収入を得たりといった選択肢が生まれます。 将来何があるか分からないからこそ、いざという時に柔軟に対応できる資産を持っておくことは、大きな安心感に繋がるのです。
快適で安全な暮らしがしたい
分譲マンションは、賃貸物件と比較して設備が充実していることが多く、内装も自分好みにリフォームできます。また、オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンなど、セキュリティ設備が整っている物件が多いのも特徴です。 特に女性の一人暮らしでは、安全性は非常に重要なポイントです。頑丈な建物構造は、地震などの自然災害時にも安心感を与えてくれます。
独身女性のマンション購入、平均像をデータで見る
実際にどのような女性がマンションを購入しているのでしょうか。データから平均的なイメージを掴んでみましょう。
購入者の平均年齢と年収
一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会の調査によると、マンションを購入した独身女性の年齢層で最も多いのは30代後半から40代前半です。 これは、収入が安定し、勤続年数も長くなることで住宅ローンの審査に通りやすくなる時期と重なります。
購入時の年収については、500万円台が最も多く、次いで400万円台、300万円台と続いています。 このデータから、高所得者でなくとも、計画的に準備をすればマンション購入は十分に可能であることがわかります。
購入されているマンションの価格帯
購入価格帯で最も多いのは3,000万円台で、次に2,000万円台が続きます。 多くの方が、自分の年収に見合った無理のない価格帯の物件を選んでいることが伺えます。
購入価格帯 | 割合 |
3,000万円台 | 41.9% |
2,000万円台 | 25.2% |
4,000万円台 | 15.2% |
【参考】https://kaiteki.gr.jp/img/survey2024
【年収別】購入できるマンション価格のシミュレーション
「自分の年収だと、いくらくらいのマンションが買えるの?」というのは、最も気になるポイントの一つでしょう。ここでは、無理のない返済計画の立て方と、年収別のシミュレーションをご紹介します。
無理のない返済計画の立て方
住宅ローンを組む際に重要なのが「返済負担率」です。これは年収に占める年間返済額の割合のことです。一般的に20%~25%以内に収めるのが無理のない目安とされており、 住宅ローン審査基準(30%~35%)とは異なります。例えば年収400万円なら、年間の返済額は80万円~100万円、月々に換算すると約6.7万円~8.3万円が目安となります。現在の家賃と比較して、イメージを膨らませてみましょう。
年収400万円台の購入シミュレーション
年収400万円の方が、返済負担率25%で住宅ローンを組む場合、借入可能額の目安は約2,600万円です。 頭金を少し用意すれば、2,000万円台後半の物件が視野に入ってきます。東京都内でも、エリアや広さを工夫すれば中古マンションを中心に選択肢が見つかります。
年収500万円台の購入シミュレーション
年収500万円の場合、同様に返済負担率25%で計算すると、借入可能額の目安は約3,200万円となります。 これに自己資金を加えれば、3,000万円台の物件が十分に購入可能です。新築マンションも選択肢に入り、より希望の条件に合った物件を探しやすくなるでしょう。
年収 | 借入可能額の目安 | 毎月の返済額の目安 |
300万円 | 約1,946万円 | 約6.3万円 |
400万円 | 約2,594万円 | 約8.3万円 |
500万円 | 約3,245万円 | 約10.4万円 |
600万円 | 約3,892万円 | 約12.5万円 |
※返済期間35年、金利1.8%、頭金1割、ボーナス返済なしで試算した場合
独身女性がマンション購入で後悔しないための5つのポイント
大きな決断だからこそ、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することは避けたいものです。ここでは、失敗しないために押さえておきたい5つの重要ポイントを解説します。
ポイント1:将来のライフプランを考える
「独身」といっても、今後のライフプランは人それぞれです。将来的に結婚やUターン移住の可能性があるか、今の仕事をずっと続けるのかなど、一度立ち止まって考えてみましょう。もし将来住み替える可能性があるなら、「売りやすい」「貸しやすい」物件を選ぶことが重要になります。
ポイント2:資産価値が落ちにくい立地を選ぶ
将来の住み替えに備える意味でも、資産価値は非常に重要です。資産価値が落ちにくい物件のポイントは、なんといっても「立地」です。 最寄り駅から徒歩圏内であること、複数の路線が利用できること、スーパーや病院などの生活利便施設が充実していることなどをチェックしましょう。自分で住む上での快適さにも直結します。
ポイント3:セキュリティの高さを重視する
女性の一人暮らしでは、安心して暮らせる環境が何より大切です。オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンは必須と考えましょう。 可能であれば、2階以上の部屋を選ぶ、管理人が日中常駐している、宅配ボックスがあるといった点も確認できると、より安心です。内見の際には、共用部分がきれいに管理されているかもチェックしましょう。
ポイント4:間取りと広さは将来性も考慮する
現在は一人暮らしでも、将来パートナーと住んだり、在宅ワーク用のスペースが必要になったりする可能性も考えられます。ワンルームよりは、寝室と生活空間を分けられる1LDK以上の間取りがおすすめです。また、住宅ローン控除などの税制優遇を受けるには、床面積が一定以上(新築で40㎡以上、中古で50㎡以上など)必要になる場合があるため、注意が必要です。
ポイント5:維持費まで含めた資金計画を立てる
マンション購入後は、住宅ローンの返済以外にも「維持費」がかかります。主に、マンションの共用部分を管理・修繕するための「管理費」と「修繕積立金」、そして毎年支払う「固定資産税・都市計画税」です。 これらの費用は毎月数万円になることもあります。物件価格だけでなく、これらのランニングコストも含めて、無理のない資金計画を立てることが後悔しないための鍵となります。
マンション購入の前に知っておきたい注意点
メリットの多いマンション購入ですが、いくつか注意すべき点もあります。購入を決める前にしっかり理解しておきましょう。
購入後に発生する費用を把握する
前述の維持費に加えて、購入時には物件価格の3%~10%程度の「諸費用」が必要になります。これには、不動産会社に支払う仲介手数料や、登記費用、各種税金、火災保険料などが含まれます。物件価格とは別に、ある程度の現金を用意しておく必要があることを覚えておきましょう。
ライフスタイルの変化に対応できるか
購入当初は満足していても、転職による勤務地の変更や、結婚、出産といったライフスタイルの変化によって、住み続けることが難しくなる可能性はゼロではありません。 そのためにも、いざという時に売却や賃貸に出しやすい、資産価値の高い物件を選んでおくことがリスクヘッジになります。
住民とのコミュニティについて
分譲マンションでは、所有者全員で構成される「管理組合」に参加することになります。 ファミリー層が多いマンションでは、地域のイベントなどが活発な場合もあります。どのような人が多く住んでいるのか、マンション全体の雰囲気はどうか、といった点も内見時などに確認しておくと、入居後のギャップを減らせるでしょう。
まとめ:将来への安心と自分らしい暮らしを手に入れるために
独身女性がマンションを購入することは、単に「家を持つ」ということ以上の意味を持ちます。家賃という掛け捨ての支出を、将来の安心に繋がる「資産」へと変え、より快適で安全な自分だけの空間を手に入れることができます。
もちろん、そのためには年収に見合った無理のない資金計画を立て、将来のライフプランまで見据えた物件選びをすることが不可欠です。
この記事でご紹介したポイントを参考に、情報収集から始めてみてください。一歩踏み出すことで、漠然とした将来への不安が、具体的な目標と希望に変わっていくはずです。
当記事の中の人

チーフマネージャー
加藤秀幸
自己紹介
中古+リフォームは「暮らしに合わせる住まい」の第一歩。
地元に根ざしたアドバイスで、あなたらしい住まいづくりを応援します!
好きな食べ物 ——
・ジンギスカン
・ラーメン福
趣味 ——
旅行/レコード集め
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