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#広報担当櫻井#リノベノウハウ

2025/08/03

スケルトンリフォームの費用相場は?戸建て・マンション別の事例や安く抑えるコツを解説!

スケルトンリフォームの費用相場は?戸建て・マンション別の事例や安く抑えるコツを解説!

理想の住まいを実現するために、間取りから内装までを一新できる「スケルトンリフォーム」

しかし、大掛かりな工事になるため「一体いくらかかるのだろう?」と費用面で不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、スケルトンリフォームの費用相場を、戸建てとマンションに分けて詳しく解説します。💡

実際の事例や費用の内訳、コストを抑えるコツまで網羅しているので、計画を立てる際の参考にしてください。

contents

🔧スケルトンリフォームとは?フルリフォームとの違い

スケルトンリフォームを検討する上で、まずはその定義や他のリフォーム手法との違いを正確に理解しておくことが重要です💻

基本的な知識を身につけることで、リフォーム会社との話し合いもスムーズに進められます。

スケルトンリフォームの定義

スケルトンリフォームとは、建物の構造体(骨組み)だけを残して、内装や設備をすべて解体・撤去し、ゼロから空間を作り直す大規模なリフォーム手法です。

英語の「スケルトン(skeleton)」が「骨格」を意味することから、このように呼ばれています。

床、壁、天井はもちろん、キッチンやお風呂といった水回り設備、さらには配管や配線まで新しくすることが可能です。

フルリフォームやリノベーションとの違い

「フルリフォーム」や「リノベーション」といった言葉もよく耳にしますが、スケルトンリフォームとは少しニュアンスが異なります。

フルリフォームは建物を全面的に改修することを指し、スケルトンリフォームよりも対象範囲が広い場合があります。

一方、リノベーションは既存の建物に大規模な工事を行い、価値を向上させることを指します👆

スケルトンリフォームは、一度骨組みの状態に戻すという点で、リノベーションの具体的な手法の一つと考えることができます。

用語主な目的工事の範囲
スケルトンリフォーム間取り変更や性能向上など、ゼロから作り直す建物の構造体以外をすべて解体
リノベーション既存の建物の価値を向上させる大規模な改修全般(スケルトンリフォームも含む)
フルリフォーム劣化した部分を全面的に新しくする内装・外装・設備など建物全体

📊【戸建て・マンション別】スケルトンリフォームの費用相場

スケルトンリフォームの費用は、建物の種類(戸建てかマンションか)や広さによって大きく変動します。

ここでは、それぞれの費用相場と、価格を左右する要因について見ていきましょう🌿

戸建てのスケルトンリフォーム費用相場

戸建ての場合、施工面積が広く、外壁や屋根の工事も含まれる可能性があるため、マンションよりも費用が高くなる傾向にあります。

一般的な30坪(約100㎡)の戸建ての場合、内部のみのスケルトンリフォームで『1,200万円~2,000万円』程度が相場です。

延床面積費用相場
25坪(約83㎡)900万円~1,600万円
30坪(約100㎡)1,200万円~2,000万円
40坪(約132㎡)1,600万円~2,500万円

※上記はあくまで目安です。外壁や屋根の工事、耐震補強などを行う場合は追加で費用が発生します。

マンションのスケルトンリフォーム費用相場

マンションのスケルトンリフォームは、専有部分のみが対象となります。

費用相場は1㎡あたり『12.5万円~15万円』程度で、広さによって総額が変わります📋

専有面積費用相場
60㎡750万円~990万円
70㎡840万円~1,120万円
80㎡920万円~1,240万円

※上記は目安であり、設備のグレードや内装材によって費用は大きく変動します。

費用を左右するポイント

スケルトンリフォームの費用は、主に以下の要素によって変動します。

  • 建物の広さ:当然ながら、面積が広くなるほど材料費や工事費は高くなります。
  • 戸建てかマンションか:戸建ては外壁や屋根、耐震補強など工事範囲が広くなる可能性があり、高額になりがちです。
  • 設備のグレード:キッチン、バス、トイレなどの設備は、グレードによって価格が大きく異なります。ハイグレードな製品を選ぶと、費用は一気に跳ね上がります。
  • 内装材:無垢材のフローリングや輸入物のタイルなど、こだわるほど費用は高くなります。
  • 間取り変更の規模:水回りの位置を大幅に移動させるなど、配管・配線工事が複雑になると費用が加算されます。

📐スケルトンリフォームの費用内訳

高額になりがちなスケルトンリフォームですが、その費用はどのような項目で構成されているのでしょうか🔎

主な内訳を理解することで、見積書の内容を正しく把握できます。

解体・仮設工事費

既存の内装や設備を撤去する「解体工事」、工事中に必要な足場や養生を設置する「仮設工事」、そして解体で出た廃材を処理する費用などが含まれます。

見積もりでは「仮設工事費」や「発生材処理費」などと記載されます。

全体の費用の『約10~20%』を占めることが多いです。

内装・外装工事費

床・壁・天井の仕上げ、建具(ドアや窓)の設置など、新しい空間を作り上げるための工事費用です。

フローリング材や壁紙の種類、造作家具の有無などによって大きく変動します。

戸建ての場合は、屋根の葺き替えや外壁の張り替えなどもここに含まれます📝

設備工事費

キッチン、浴室、トイレといった水回り設備の設置や、給排水管、ガス管、電気配線などを新しくする工事の費用です。

特に水回りの設備は製品のグレードによって価格差が大きく、費用を左右する重要なポイントです👆

設計・諸経費

リフォームの設計図を作成するための「設計料」や、現場の管理費用、リフォーム会社の利益などが含まれる項目です。

会社によって「諸経費」「現場管理費」などと記載され、工事費全体の『約10~15%』が目安となります。

費用項目内容費用の目安(総額に対する割合)
解体・仮設工事費既存内装の解体、足場設置、廃材処理など10%~20%
内装・外装工事費床、壁、天井の仕上げ、建具設置、外壁塗装など30%~50%
設備工事費キッチン・浴室・トイレの設置、配管・配線工事など20%~40%
設計・諸経費設計料、現場管理費、確認申請費用など10%~15%

✅スケルトンリフォームのメリット

費用はかかりますが、スケルトンリフォームにはそれを上回る多くのメリットが存在します。

間取りの自由度が高い

最大のメリットは、間取りを根本から見直せることです。

「子供が独立したので部屋を繋げて広いリビングにしたい」「家事動線を考えて水回りをまとめたい」といった、ライフスタイルの変化に合わせた大胆な空間設計が可能です🌱

住宅性能を向上させられる

壁や床をすべて取り払うため、断熱材の追加や交換が容易に行えます。

これにより、住まいの断熱性や気密性が向上し、夏は涼しく冬は暖かい、快適で省エネな暮らしが実現できます🏡

また、戸建ての場合は、基礎や柱の状態を確認し、耐震補強を行うことで、地震に強い安全な住まいにすることも可能です。

見えない部分の劣化も解消できる

普段は見ることのできない柱の腐食やシロアリ被害、給排水管のサビや劣化などを直接確認し、修繕・交換することができます。

これにより、建物の寿命を延ばし、将来的なトラブルのリスクを軽減できます⏳

🚨スケルトンリフォームのデメリットと注意点

多くのメリットがある一方で、知っておくべきデメリットや注意点も存在します。

計画段階でこれらを把握し、対策を立てることが後悔しないための鍵となります。

工期が長く仮住まいが必要になる

内装をすべて解体するため、住みながらの工事は不可能です。

工事期間は最低でも2ヶ月、長ければ半年以上かかることもあります。

その間の仮住まいを探す必要があり、家賃や引っ越し費用も別途考慮しなければなりません。

構造によっては間取りに制限がある

特にマンションの場合、建物を支える壁(構造壁)は撤去できません。

また、戸建てでもツーバイフォー工法などは壁で建物を支えているため、取り払えない壁が存在します。

希望の間取りが実現可能か、事前に専門家による構造のチェックが不可欠です✅

追加費用が発生する可能性がある

解体して初めて、基礎部分の重大な劣化や柱の腐食など、想定外の問題が見つかることがあります。

その場合、補修のための追加工事が必要となり、予算オーバーにつながる可能性があります。

予期せぬ事態に備え、予備費を準備しておくと安心です🪴

💡スケルトンリフォームの費用を抑える5つのコツ

高額になりがちなスケルトンリフォームですが、いくつかのポイントを押さえることで、費用を賢く抑えることが可能です。

補助金や減税制度を活用する

耐震補強、省エネ性能の向上、バリアフリー化など、特定の条件を満たすリフォームには、国や自治体から補助金が出ることがあります。

また、所得税の控除といった減税制度も利用できる場合があります。

これらを活用することで、実質的な負担を大きく軽減できます。

設備のグレードに優先順位をつける

すべての設備をハイグレードにすると、費用は青天井になります。

「キッチンはこだわりたいが、トイレは標準で良い」というように、こだわりたい部分とそうでない部分にメリハリをつけ、優先順位を決めることが重要です👆

複数のリフォーム会社から相見積もりを取る

同じ工事内容でも、リフォーム会社によって見積もり金額は異なります。

必ず複数の会社から相見積もりを取り、金額だけでなく、提案内容や工事項目を比較検討しましょう。

適正価格を知り、信頼できるパートナーを見つける上で最も重要なプロセスです。

 シンプルな間取りを心掛ける

複雑な間取りや壁の多いデザインは、工事の手間が増え、費用が上がる原因になります。

できるだけシンプルでオープンな間取りにすることで、コストを削減できます💡

また、水回りの位置を既存の場所から大きく動かさないことも、配管工事費を抑えるポイントです。

地元の優良工務店に依頼する

大手リフォーム会社は広告宣伝費などが上乗せされるため、費用が高くなる傾向があります。

一方、地元の工務店は経費を抑えている分、比較的安価に施工してくれる場合があります。

地域での評判や実績をよく調べ、信頼できる工務店を探すのも一つの手です。

🏢スケルトンリフォームで後悔しないための業者選び

スケルトンリフォームの成功は、業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。

信頼できるパートナーを見つけるためのポイントをご紹介します✨

🔼自社施工事例 〈モデルルーム〉 ー素材を楽しむ家『material』ー

 実績が豊富で信頼できるか確認する

スケルトンリフォームは高度な技術と知識が求められます。

会社のウェブサイトで、自分たちが希望するリフォームに近い施工事例が豊富にあるかを確認しましょう。

特に、戸建てかマンションか、建物の構造など、条件の似た事例を多く手掛けている会社は安心です。

担当者との相性も重要

リフォームは担当者と二人三脚で進めていく長期的なプロジェクトです。

こちらの要望を親身に聞いてくれるか、専門的な内容を分かりやすく説明してくれるか、そして何より信頼できる人柄かを見極めましょう。

少しでも不安を感じる場合は、別の会社を検討する勇気も必要です。

保証やアフターサービスが充実しているか

工事が完了したら終わりではありません🚩

万が一、工事後に不具合が発生した場合に備え、どのような保証制度があるか、定期的な点検などのアフターサービスは充実しているかを契約前に必ず確認しましょう。

🍵まとめ

スケルトンリフォームは、費用こそ高額になりますが、間取りやデザイン、住宅性能を根本から見直し、理想の住まいを実現できる魅力的な方法です。

費用相場や内訳をしっかりと理解し、メリット・デメリットを把握した上で、信頼できるリフォーム会社と計画を進めることが成功への近道です。

この記事を参考に、後悔のないリフォームを実現してください📝🌟

当記事の中の人

事務・広報担当

櫻井 伶奈 

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